イキリオタク、東京の陽を浴びる。ビタミンDがたくさん出たね、
ある日の午後のことである。
一人のオタクが、アニメイトの下で同胞を待っていた。
この広い東京の人々は飽和している。目当ての同胞は探し難い。チェック柄の集団を見かけて、あれかな~と悩んだり、くーの身長が低いという情報を頼りにきょろきょろしたり。
結局見つからず終いだったので、電話を鳴らしてみて、周囲を右往左往してみる。
するとどうだ。背の低い、厨房のような格好をした、若年のオタクが鞄を漁っているではないか。
彼は右の手にスマートフォンをもって、その液晶を覗き込むように眺めていた。バイブレーションの振動を見るに、多分僕の鳴らしたものであろう。僕は、六分の恐怖と四分の好奇心に動かされて、暫時は呼吸をするのさえ忘れていた。
旧記の記者の語を借りれば、「
そして、彼が電話に出ると、通話の声と、リアルで聴こえてくる声が見事に一致している。
僕は、このイキリオタクがくーである事を確信し、意を決して言ったのだ。
「今、キミの後ろにいるよ。」
と、いうわけで第三回bbzオフ(in東京)に行ってきました。17.6.17.午後からの参加です。
身内記事にて注意。
6.17
集合場所の池袋には、最寄り駅から数十分なので調子をこいていました。すると、乗る駅を間違えて遅刻しました。すまん。
しかし、例のごとく14時にアニメイトから出てきた所で合流。
あほろんのブログのパクリ。
僕=ヤヤコマ、くー=バクオング、ありじー=レジギガス、めいたん=フタチマル
みんな初対面だったのでやや緊張気味でしたが、くーが同年代に見えたのと、アホロンの声が通話通りねっとりしていて、一気に打ち解けました。
ありじーの身長がクッソ高くてビビった。2mはあるぞ。マジで。
めいたん、ありじーは初対面どころかFF外だったのでビビっていましたが、どちらもコミュ力が高くたくさんSpeakできてGood.
そしてゲーセンへ向かう。それが、とにかくうるさい。騒音対策にあほとイヤホンを方耳づつ挿して恋人気分。
曲名は、NONA REEVESで 「O-V-E-R-H-E-A-T」。名曲だから聞いてみてね。
のちに魚が食べたいとのことだったので寿司屋へ行きました。
そこからはもう大人達による地獄の洗礼を受けました。思い返すだけでもおぞましい。あまりにも酷い内容なのでここには記述できません。他の方のブログを参照して下さい…。
ちなみに料金はあほの奢り。軽く5000は超えていたのにイケメン。マジリスペクト、基本アホロンに感謝。
次にボーリングに向かう。
カタカナで書きなさいとあるのに、ひらがなとか漢字で参加しようとするガイジがおった。
しかしこのスポーツ、くそむずい。まずボールが重くて持てなかったので、女性用のやつを持ってきた。僕の運動神経がないのも相まって(てかこれが一番デカイ)、ピンに球が触れた回数の方が少なかった。
陽キャ偽装運動も終わり、ハルトくんと合流する。
途中、DQNの客引きがタバコを吸いながら絡んできた。いやそれ接客の態度じゃないやろ。やはり都会人のべすの対応は慣れていて、「未成年です」と一喝。
格好良かった。しかし冷静になって考えてみると、ありじーの身長3m級だしおかしい。
ハルト=ツボツボ
のちに、申し訳程度のポケクラ・アピールのためにポケセンへ。
僕はポケクラではないのでアクジキングのキーホルダー以外には何も買わなかったのです。くー、あほの浪費っぷりがパなく、普通に万単位払ってて震えた。
あまり買わぬハルトと僕は、暇だったので丁度近くでやっていたアイドルのコンサートを眺めていた。あふれるオタク感。地下アイドル風の出で立ちなのだが、意外にクオリティが高く、歌声も綺麗でちょっとだけコールに参加したりした。キモイ。
購買運動が終わる頃には、夜のとばりが降りていた
ディナーはイタリアンがいいな…という声を採用しゼリヤで優勝。未成年組は総じてミラノ風ドリアを頬張る中、青年組は酒を呑む。
べすの顔がスライムベスばりに紅潮していたので酔いすぎやろと思っていたが、本当にやばいのはくーだった。調子に乗って9%のハイボールを四杯キメる。
すると常に千鳥足・口は半開きになりスーパーハイテンションになってしまった。こうなったら手のつけようがない。また、 ありじーは酒に強いのかと思いきや、ここからかなり饒舌になる。
割り勘し、カラオケへ向かう道中は混沌であった。
くーは常にあほに介護され、道端で眠っている人に指をさして「ガイジだ!」と叫んだり、信号は無視して車に轢かれようとするしで忙しい。僕の胸を揉んできて、感じてるやろとかほざいてきたり。まあ気持ちよかったけど。
またべすくんも密かに暴走。交番前の信号を無視したりと秩序が乱れまくってる。
この辺りでふらわぁと合流。常識人。くーを見て驚愕。僕とは初対面でしたが、話しやすい方で歓喜。少しだけしか過ごせなかったのが惜しい。。
カラオケに入り、テンションの上がった僕。
初手ラヴ・トゥゲザーを入れて暴れる。次にくーがシュガーソングとビターステップを酔いながら歌い上げる。そしてもう二曲歌ったあたりで、ハゲた店員が乱入。
「未成年おるやろ酒呑むな、出てかねえと警察呼ぶぞ(意訳)」と言われ退室。
まあ僕らが悪いし、しゃーない。
てなわけで路頭を彷徨う。
カラオケは萎えたしアテがないのでラブホテルに泊まろうという話が浮上。確かに男8人という絵面さえ堪えれば、広い寝床、騒いでも文句を言われない…と合理的である。部屋代を割り勘なら値段面もまるい。どうしても8Pしたい人もいるだろうし。
しかし全て断られる。
そこでべす邸の最寄駅に移動し、カラオケを探し、見つからなければべす邸というアイデアが浮上。池袋駅に向かうことに。
ここであすはバイトのめいたん、金欠のふらわぁはここでお別れ。
目的地に着き、普段歩かぬオタク集団にて足が痛いのでマクドでひと休み。ここら辺で、みんなの酩酊は醒める。同時に、路頭の疲れがドバーッと出て、カラオケに行く気が失せる。
てなわけで深夜0時のべす邸へ。くーがラグが無いなら僕と対戦したいというのでスマブラがはじまる。ポケクラは何処に。
一息ついて、暑いし睡魔が襲ってきたので怖い話をすることに。スタートはくーの体験談だが、おもしろくなかった。
次に僕、ありじーの2人で回してゆく。中でも 「逆拍手」 は、ありじーの迫真の演技も相まって鳥肌が立った。いつか百物語イプとかしても良さそうだな~と思った。
語り終える頃にはくーが寝落ち。次にありじー、べす。
僕、あほ、ハルトの起床組は、長い夜に青春を語り明かしたのである。
気付くと四時を回っていた。少しだけ眠いので、缶コーヒー目当てに朝のコンビニに繰り出した。この時、鍵を閉めるためにべす邸‘sスペアキーを持ち歩いていたけど、よく考えたら窓開いてました。すみません。
帰ってくるとありじー、くーが起床。
全員が起床するまで暇なので、僕・くー・あほ・ハルトでマルチバトルをする事に。ありじーはポケモンを持っていないので、ぐったりしていた。
終戦が齎されると、僕とあほは眠くなってくる。ベッドの上でふたりで添い寝。恋人気分…かと思いきや、いびきがうるさくて安眠できませんでした。
一時間後、アラームで飛び起きると焼肉へ行くことになった。僕が寝ている間は、ありじーの得意な艦これの話をしていたらしい。少々興味があったので、眠らなければよかったかもしれない。
向かった焼肉屋は食べ放題でソフトクリーム付きと、中々豪華だった。味も上質。恋愛診断やらこの世の終わりみたいなインスタの合唱やらをし、あっという間に時は流れる。
ここで、ありじーが帰宅。気が付くと消えていた。別れの言葉を言いそびれて後悔。
次に昨日の無念を晴らすためカラオケに行こう…となったものの、どこも一時間待ちで断念。解散。
このぐだぐだ感が楽しいといえば楽しかったです。
次回は海へ行くらしい。陰キャ達はウェイの真似事が好きなのである。